通勤の電車の中で本を読む習慣があります。自己啓発本から、政治 経済、金融などジャンルは様々です。紙でないと頭に入ってこない タイプですので電子書籍はダメです。軽い本がよいので、文庫本が 多いです。 教場は2020年1月にテレビのSPドラマをたまたま見まして、なか なか面白い作品だと思い、作者長岡弘樹さんの原作本を文庫本シリ ーズを中心に読みました。 私の読解力でも読めますので、お勧めです。今は教場Xを読んでお ります。昨年テレビドラマ化の発表があってから、教場Xを買い置 きしておりました。新作も文庫本になったら買おうと思っています。 「木村拓哉」さんは個人的には好きですので(よく物まねされる部 分でなく(笑))、はまったところはあります。 ******************************* お客様はほぼ異業種でいらっしゃいますので、自身の勉強・見識 を広めるため、いろいろお仕事のお話しを聞かせていただきます。 警察官になられた方には、テレビドラマの「教場」が放映された頃・・・ 実際にあんな感じですか・・・とお尋ねしたことがございます。 宿舎・建物・浴場などはもっと年季が入っていて、授業、規律、学習、 姿勢、関しての指導はもっと厳しいとおっしゃっておられました。 敬礼一つにしても出演者の方は大変苦労されたと聞きました。 それ以来、交番の警察官の方をみると「リスペクト」の思いが出て きます。ただただ、すごいなと。卒業すると「国民の命を背負う」と のくだりもドラマで出てきますので・・・ 子供のころ憧れた刑事もののテレビでは、とにかく走り回って、車を 飛ばして、拳銃を・・・刑事ってかっこいいな、というイメージありまし た。派手なアクション満載ですので男の子にはたまりません。 刑事が職業で、捜査一課のお客様にお話をお聞きしましたところ、職 務は地味なものです、とおっしゃっておられました。 実際にはデスクワークも相当多く、ひとつひとつの地味な作業を積み重 ねて検挙までもっていく・・・とのことでした。刑事になる試験もかな り難しいようです。 テレビは脚色されていますので、サスペンス的な要素、トリック、情 状酌量を考えてしまう・・・事件などが題材にはなりますが、とにか く「よく見ろ、よく考えろ」の連発で厳しい世界だと思いました。 頭の固い私ではとてもとても・・・のレベルです。 ぜひ、原作を読んで、指導官風間公親、風間道場の「檄」を感じてみて 下さい・・・