総務課の渡邉です。
私も先日のワールドカップ【トイツVS日本】の試合をテレビで観ましたが、
その試合内容に正直ショックを受けてしましました。
私はサッカーについての知識は詳しくなく、試合を観戦したこともありません。
テレビで「アオアシ」や「ブルーロック」を観ているぐらいです。
私のサッカーのイメージ(偏見・思い込み有)ですが、
だらだらとパスを廻すか、
わざと転倒して脚を抱えてファールをアピールする選手たち
観ていて面白いと感じるときは、シュートが決まる瞬間ぐらい・・・
それが、私の認識でした。
でしたが、その印象は今回の試合で大きく変わりました。
前半、オフサイドでしたが
日本選手がドイツゴールのネットを揺らしたシーンを観たときに、
もう少し観てみようかなという気分になり、テレビのチャンネルはそのまま。
格上のドイツ選手に翻弄される日本選手、そしてPKでの失点・・・
でも頑張っている感じは画面越しでも十分伝わってきて、
自然と私は食い入るように試合を観ていました。
とにかく走る、走る、走る・・・そして、相手選手に食いついていく・・・
必死にプレーする日本選手の姿は私の心を熱くさせ、震わせました。
試合の結果は皆さんがご存じの通りにはなるのですが、
試合の勝ち負けよりも、私は日本選手のプレーしている姿に
感動させられてしましました。
まさに、プロフェッショナル!
プロのプレーでした。
何しろ、見事に、40代の中年おじさんの心を鷲掴みにしたのですから・・・
スポーツの世界にかかわらず、勝負すること、挑むこと、対戦すること
相手がいる以上、それが格上か格下かどうかは置いておいても
「勝つか・負けるか」
引き分けを除けば、必ずどちらかの結果で決まります。
勝つ時もあれば負ける時もある勝負の世界・・・
-私たちが住んでいる世界-
結果はともかく、
勝ち負けはともかく、
頑張っている姿・努力している姿に
私は(多分私達は)心を揺さぶられるのだと思います。
実際、今回の試合でゴールを決めた日本選手のコメントには、
『俺が決めるという気持ちで入りましたし、俺しかいないと思って、強い気持ちで入りました。』
とコメントしておりました。
「自分が決める」
「自分しかいない」
なんとプロフェッショナルらしい言葉なのでしょうか。
勝負の世界では、100戦100勝は不可能に近いと思います。
ですが、
相手が格上でも、
自分の体調がすぐれなくても、
悩み事があり集中しづらくても
そんな状況でも
―自分が成し遂げる―
この気構えで
自身に課せられた業務に臨むのが
プロフェッショナルなのだと・・・
なんとなく、そう感じてしまいました。
当然ですが、日本人選手だけではなく、他国の選手達も
すばらしいパフォーマンスを私達に魅せてくれています。
プロフェッショナルとしてのあるべき姿を示してくれています。
会社員である私もお給料を頂いているのでプロの端くれです。
自分は彼らのように自身に与えられた業務に向き合えているのかと言われれば
答えは「NO」です。
昨日よりも今日、今日よりも明日の自分がより良き者になれるように・・・
想っています、分かっています、理解しています
でも行動できていません。
私は、自分が恥ずかしくなりました。